「カメって飼うの簡単そう」と思って飼い始めたら、30年以上一緒に暮らすことになった——これ、じつは私の実体験です。淡水カメは一度縁ができると、本当に長い時間をともに過ごすことになるパートナーです。
イシガメのつぶらな瞳、クサガメの堂々とした佇まい、ミシシッピアカミミガメの人懐っこさ。カメはそれぞれ個性があって、名前を呼んだら近づいてきたり、餌をくれと必死に前足をバタバタさせたり——そのしぐさのかわいさは、魚とはまた違う魅力です。
でもその一方で、「水が臭くなる」「日光浴が足りなくて甲羅が柔らかくなった」「冬眠に失敗して死なせてしまった」という声もよく耳にします。カメの飼育は知識さえあれば難しくありませんが、いくつかの重要なポイントを知らないと長生きさせてあげることができません。
この記事では、私が実際に日本産・外来種のカメを飼育してきた経験をもとに、種類の選び方から水槽設備・餌・日光浴・冬眠・病気の予防まで徹底的に解説します。はじめてカメを迎える方にも、もっとうまく飼いたい方にも役立つ内容です。
この記事でわかること
- イシガメ・クサガメ・アカミミガメなど主な淡水カメの種類と特徴
- 飼育に必要な水槽・陸地・紫外線ライト・ヒーターの選び方
- 水質・水温の管理方法(ろ過が重要な理由も解説)
- 専用フード・野菜・生き餌を使った正しい餌の与え方
- 日光浴・紫外線の重要性と不足した時のリスク
- 冬眠の仕組みと家庭での安全な管理方法
- 脱走防止策と安全な水槽レイアウトのコツ
- 甲羅の病気・肺炎など、かかりやすい病気と対処法
- 特定外来生物など、飼育に関わる法律の注意点
- 初心者がやりがちな失敗と長期飼育(30〜50年)のコツ
- よくある質問(FAQ)12問を完全回答

淡水カメの基本情報と種類の多様性
淡水カメとはどんな生き物?
淡水カメとは、川・池・湖・水田などの淡水環境で生活するカメの総称です。日本には在来種のニホンイシガメ・クサガメをはじめ、世界中から持ち込まれた外来種も含めると、じつに多様な種類が生息しています。
カメ目は恐竜よりも古い時代から地球に存在し、その基本的な体型はほとんど変わっていません。甲羅(甲板)で体を守りながら水陸両方の環境を使いこなす、非常に適応力の高い爬虫類です。
淡水カメの特徴的な点は、以下のとおりです。
- 長寿命:種類にもよりますが20〜80年以上生きる個体も珍しくない
- 変温動物:気温・水温によって活動レベルが変化する
- 雑食性:魚・昆虫・水草・果物まで幅広く食べる
- 紫外線が不可欠:甲羅と骨の形成にUVBが必要
- 陸地が必要:完全水生ではなく、必ず陸に上がる習性がある
国内種と外来種の違い
日本に生息する淡水カメは大きく「在来種(国内種)」と「外来種」に分けられます。ペットとして飼育できるかどうか、法律上の制約がある種類かどうかも異なるため、飼育前に必ず確認が必要です。
| 区分 | 代表種 | 飼育の可否 | 法律上の注意 |
|---|---|---|---|
| 在来種 | ニホンイシガメ | 可(要注意) | 一部地域で採集禁止 |
| 在来種 | クサガメ | 可 | 特になし(由来に諸説あり) |
| 外来種 | ミシシッピアカミミガメ | 条件付きで可 | 条件付特定外来生物(2023年〜) |
| 外来種 | カミツキガメ | 不可 | 特定外来生物(飼育・放流禁止) |
| 外来種 | スッポン(中国原産) | 可 | 食用目的での流通が主 |

主な淡水カメの種類と特徴
ニホンイシガメ(日本固有種・最高の飼育対象)
ニホンイシガメは日本固有種で、国内に生息するカメの中でも最も美しく、飼育者から高い人気を誇ります。甲羅には細かい隆起(キール)があり、成体のオスは黒化して黒いカメになるのが特徴です。
性格はやや神経質で人に慣れにくい側面もありますが、長く飼育すると飼い主を認識して近づいてくるようになります。野生では減少が著しく、環境省のレッドリストに掲載されている希少種でもあります。
| 項目 | ニホンイシガメ | クサガメ | ミシシッピアカミミガメ |
|---|---|---|---|
| 学名 | Mauremys japonica | Mauremys reevesii | Trachemys scripta elegans |
| 最大甲長 | オス10〜15cm・メス18〜22cm | オス12〜18cm・メス20〜30cm | オス15〜20cm・メス25〜35cm |
| 寿命 | 30〜50年以上 | 40〜60年以上 | 20〜30年(野生) |
| 性格 | やや神経質 | 比較的おとなしい | 人懐っこい |
| 飼育難易度 | 中級 | 初心者向け | 初心者向け |
| 適水温 | 20〜26℃ | 22〜28℃ | 22〜30℃ |
| 法的区分 | 在来種(要確認) | 在来種 | 条件付特定外来生物 |
| 特徴 | 日本固有・黒化オス | 3本の黄色線が目印 | 耳の赤い模様が目印 |
クサガメ(最も飼いやすい初心者向け種)
クサガメは日本で最もポピュラーに飼育されているカメのひとつです。頭部・首・四肢に黄色い縞模様があり、特に幼体(ゼニガメ)のかわいさは群を抜いています。名前の由来は、驚いた時に独特のにおい(臭気)を出すことから来ています。
成長すると大きくなるため(特にメスは30cm前後)、最終的には90cm以上の大型水槽が必要になりますが、性格がおとなしく初心者でも比較的飼いやすい種類です。
ミシシッピアカミミガメ(最も流通量が多い外来種)
「ミドリガメ」の名前で長年ペットショップで販売されてきたアカミミガメ。耳の後ろの赤い模様がトレードマークです。幼体はとても小さくかわいいのですが、成長すると25〜30cm以上になります。人への慣れが早く、飼い主が近づくと首を伸ばして餌をねだる姿が愛らしいです。
2023年6月より「条件付特定外来生物」に指定されたため、今後の流通・販売には制限が設けられています。現在飼育中の個体は引き続き飼育できますが、野外への放流は罰則の対象になります。
その他の飼育できる淡水カメ
上記3種以外にも、以下のような淡水カメが飼育対象として流通しています。
- ハナガメ(ベトナムカメ):甲羅に美しい模様がある。クサガメに近い飼育方法。
- セマルハコガメ:沖縄の固有亜種。国際的な規制があるため流通量少なめ。
- ヒメニオイガメ:小型(10cm前後)で飼いやすく水族館的な環境でも対応可能。
- カブトニオイガメ:水生傾向が強く、比較的小型で管理しやすい。
- マタマタ:上級者向け。独特の扁平な体型が魅力。

飼育に必要な水槽と設備
水槽サイズの選び方(大きさは将来を見越して)
カメの水槽選びで最も重要なのは「将来の成体サイズに合わせること」です。幼体の頃は小さな水槽でも飼えますが、成長に合わせて水槽を買い替えていくのは費用も手間もかかります。できれば最初から成体サイズを考慮した水槽を準備しましょう。
目安として、カメが体を180度方向転換できる広さと、水深がカメの甲長の2倍以上あることが必要です。また、陸地も設置するため水槽面積の1/3程度は陸地スペースとして確保します。
| カメのサイズ | 推奨水槽サイズ | 水深の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 幼体(5cm以下) | 45〜60cm水槽 | 10〜15cm | 成長が早いので注意 |
| 若亀(5〜10cm) | 60〜90cm水槽 | 20〜25cm | 陸地の確保が重要 |
| 成体(10〜20cm) | 90〜120cm水槽 | 25〜30cm | クサガメ・アカミミガメ標準 |
| 大型成体(20cm以上) | 120cm以上または屋外池 | 30cm以上 | 大型メス個体はここまで必要 |
陸地の作り方(必須設備)
カメは必ず陸地が必要です。陸地がないと体を完全に乾かすことができず、甲羅の病気(水カビ病・甲羅の腐敗)の原因になります。市販のカメ用フロートやレンガ・石を組み合わせて陸地を作りましょう。
陸地のポイントは以下のとおりです。
- 安定性:カメが乗っても崩れない頑丈な作りにする
- 勾配:水中から陸地に上がりやすいよう、なだらかな傾斜をつける
- 面積:カメが甲羅全体を乾かせる広さを確保する
- 高さ:陸地の最高点が水槽のフチより低い位置にする(脱走防止)
- 材質:水で腐食しにくい素材(レンガ・石・市販プラスチック台など)を使う
紫外線ライト(UVBランプ)の選び方
カメの飼育において、紫外線(特にUVB)は絶対に欠かせません。カメはUVBを浴びることでビタミンD3を体内合成し、カルシウムの吸収を促進します。紫外線が不足すると甲羅・骨が正常に形成されず、「くる病(代謝性骨疾患)」という深刻な病気になります。
屋外飼育ができれば理想ですが、屋内飼育の場合は爬虫類専用のUVBランプが必須です。UVBの強度は「UVI(紫外線指数)」で表され、カメに適したUVI 2.0〜3.0程度のランプを選びましょう。
UVBランプ選びの注意点
爬虫類用のUVBランプにはT8蛍光管タイプとT5蛍光管タイプがあります。T5タイプはUVB照射量が強く、水槽の深い位置まで届きます。メーカーはReptiSun・Arcadia・Zoomed・Exo Terraなどが信頼性が高いです。蛍光管は目に見えて暗くなっても内部のUVBは先に枯渇するため、6〜12ヶ月ごとに交換することが推奨されます。
ヒーターと温度管理
カメは変温動物なので、水温が低いと消化不良・免疫低下・活動停止につながります。季節を問わず安定した飼育をするには、水中ヒーターとバスキングスポット(暖かい陸地)の両方を用意することが大切です。
- 水中ヒーター:サーモスタット付きの爬虫類用ヒーターを選ぶ。カメはコードをかじることがあるため、ステンレス製のカバー付きが安全
- バスキングライト:陸地に当てる保温球。陸地の温度を30〜35℃程度に保つ
- 温度計:水温計と陸地温度計を両方設置して確認する
フィルター(ろ過システム)の重要性
カメは魚と比べて非常にたくさんの排泄物を出します。無ろ過または非力なフィルターでは水が数日で臭くなり、アンモニア中毒・病気の原因になります。カメ飼育では「カメのサイズに対して少し大きめのフィルター」を選ぶのが鉄則です。
おすすめのフィルター形式は以下のとおりです。
- 上部フィルター:ろ材容量が大きく、メンテナンスも楽。60〜90cm水槽に最適
- 外部フィルター:静音性が高く大型水槽向け。ただし水位が低い場合は使いにくい
- 外掛けフィルター:小型水槽・幼亀向け。ろ過力は上部・外部より劣る
- 投げ込みフィルター:補助として使うには良いが単体では力不足
水質・水温の管理
適正水温と管理方法
淡水カメの多くは25〜30℃が活発に活動できる適正水温です。水温が20℃を下回ると消化が悪くなり、15℃以下になると活動が著しく低下します。反対に32℃以上の高水温は熱中症・水質悪化のリスクが高まります。
日本の夏場は水温が上がりすぎることがあります。その場合は直射日光が当たらない場所への移動、水槽用クーラー・ファンの使用、水換え頻度の増加などで対応しましょう。
| 水温帯 | カメの状態 | 対処法 |
|---|---|---|
| 32℃以上 | 熱中症・水質悪化リスク | 遮光・ファン・水換え増加 |
| 25〜30℃ | 最も活発・食欲旺盛 | 理想的な水温帯 |
| 20〜25℃ | やや活動低下・消化が少し遅い | ヒーターで25℃を維持 |
| 15〜20℃ | 活動低下・食欲減退 | 早急に加温すること |
| 10〜15℃ | 冬眠体制に入りはじめる | 意図的冬眠または加温選択 |
| 10℃以下 | 冬眠状態(非活動期) | 冬眠管理または完全加温 |
水質(pH・アンモニア)の管理
淡水カメに適したpHは6.5〜7.5の中性付近です。アンモニア濃度が高くなると皮膚・目・粘膜に炎症を引き起こします。以下の管理を習慣にしましょう。
- 定期的な水換え:週1〜2回、全水量の30〜50%を換える
- 水質テストキット:アンモニア・亜硝酸・pHを月1回チェックする
- ろ過フィルター:カメのサイズに合った十分な能力のものを選ぶ
- 底砂の定期清掃:底砂を使う場合は糞・食べかすが溜まりやすいため週1回の掃除を

餌の与え方と栄養管理
専用フードの選び方と給与量
カメ専用の配合飼料(ペレット・フード)は、カメに必要な栄養素がバランスよく含まれています。これを主食として与えることで、基本的な栄養管理はカバーできます。
カメ専用フードには浮上性(水面に浮く)と沈下性(底に沈む)があります。多くのカメは水面で食べるのが好きなため、浮上性が一般的です。また、幼亀用・成体用とサイズが分かれているものは、成長段階に合わせて使い分けましょう。
1回の給与量は「カメの頭部と首を合わせたサイズ」程度が目安です。食べ残しは水を汚す原因になるため、5〜10分で食べきれる量を与え、残ったら取り除きましょう。
野菜・果物・生き餌の活用
専用フードだけでなく、以下の食材をバランスよく与えることで栄養の偏りを防ぎ、カメを健康に保つことができます。
| 食材の種類 | 具体例 | 与え方の注意点 |
|---|---|---|
| 配合飼料(主食) | テトラ レプトミン、カメのエサ プレミアム | 全体の60〜70%を占める理想的な主食 |
| 野菜(補助食) | 小松菜・チンゲンサイ・ニンジン・カボチャ | 水洗いして適切なサイズに切って与える |
| 生き餌(ご褒美) | ミミズ・コオロギ・小魚(メダカなど) | 頻繁に与えすぎると肥満になる。月1〜2回程度 |
| 果物(おやつ) | イチゴ・バナナ・スイカ | 糖分が高いので少量のご褒美程度に |
| 避けるべき食材 | 玉ねぎ・ニラ・ネギ・ほうれん草(多量)・加工食品 | 中毒・消化障害の原因になる |
餌の頻度とタイミング
餌の頻度は年齢によって異なります。
- 幼体(1〜2歳):毎日1〜2回。成長期なのでしっかり食べさせる
- 若亀(2〜5歳):毎日または1日おき。食欲を見ながら調整
- 成体(5歳以上):2〜3日に1回。過食は肥満の原因になる
- 水温20℃以下:消化が落ちるので給餌量を減らす、または与えない

日光浴・紫外線の重要性
なぜ紫外線(UVB)が必要なのか
カメにとって紫外線(UVB:紫外線B波)は生命維持に関わる重要な要素です。UVBを浴びることで皮膚内でビタミンD3が合成され、このビタミンD3がカルシウムの吸収を促進します。カルシウムは甲羅・骨・筋肉の形成に不可欠な栄養素です。
紫外線が不足すると「代謝性骨疾患(MBD:くる病)」が起こります。甲羅が柔らかくなったり変形したり、四肢が正常に発達しなかったりと、深刻な健康被害を引き起こします。一度変形した甲羅は元には戻りません。
屋外での日光浴の方法
最もUVBを供給できるのは自然の太陽光です。ガラス越しの日光はUVBをほぼ遮断してしまうため、屋外に出してダイレクトに浴びさせることが大切です。
屋外日光浴の際の注意点を以下に示します。
屋外日光浴の注意事項
- 必ず日陰部分(逃げ場)を作る。日向だけだと熱中症で死亡する危険がある
- 直射日光の下に1時間以上放置しない(特に夏季)
- 脱走防止の囲いを作るかネットをかぶせる
- 天敵(カラス・猫・イタチ)から守る
- 水入れを設置して自由に水に入れるようにする
- 最低週1〜2回、1回あたり1〜2時間が目安
室内飼育でのUVBライトの使い方
屋外日光浴が難しい場合は、爬虫類専用のUVBランプを使用します。ランプと陸地の距離・点灯時間・交換頻度が重要です。
- 点灯距離:T5タイプは30〜45cm、T8タイプは15〜25cm。近すぎると紫外線過多、遠すぎると不足
- 点灯時間:1日10〜12時間。タイマーを使って規則正しく管理する
- 交換頻度:T5タイプは12ヶ月、T8タイプは6ヶ月を目安に交換
- ガラス・アクリル越しに使わない:UVBはこれらの素材で遮断されるため、直接照射が必要
冬眠について
カメの冬眠の仕組み
ニホンイシガメやクサガメなどの温帯性カメは、本来野外では冬になると冬眠します。秋に十分な栄養を蓄えて腸の内容物を排出し、泥の中・落ち葉の下・水底などに潜って代謝を最低限に落とす「冬眠」に入ります。
冬眠中はエネルギー消費が極めて低くなり、体内に蓄えた栄養で春まで生き延びます。適切に冬眠できると体にかかるストレスが少なく、免疫力の維持にもつながるとされています。
家庭での冬眠管理(推奨・非推奨)
家庭での冬眠管理は可能ですが、失敗すると命取りになるリスクがあります。特に以下に当てはまる個体は冬眠させず、ヒーターで保温を続けることを強くおすすめします。
冬眠させてはいけない個体
- 体重が十分でない(やせている)個体
- 病気・けがからの回復中の個体
- 幼体(孵化後1年以内)の個体
- 食欲がなく秋に十分栄養を蓄えられなかった個体
- アカミミガメなどの亜熱帯性種
冬眠を安全に管理する手順
冬眠を行う場合は、以下の手順で慎重に管理します。
- 秋の肥育(9〜10月):栄養豊富な餌を十分与えて体重を増やす
- 絶食(10〜11月):水温15℃以下になったら餌を与えるのを止める。腸内に食べ物が残ったまま冬眠すると腐敗して死亡する
- 冬眠場所の準備:水苔・落ち葉・土を深さ30cm以上入れた容器を用意する
- 冬眠開始(12月〜):気温が安定して10℃以下になったら冬眠場所へ移す
- 管理中:温度が0℃以下にならないよう注意。週1回程度様子を確認する
- 冬眠明け(3月〜):水温が15℃を超えたら徐々に活動開始。最初の1〜2週間は餌を与えず、状態が安定してから給餌を開始する
脱走防止と安全な水槽レイアウト
カメの脱走リスクと対策
カメは見た目以上に運動能力が高く、水槽からの脱走事故が非常に多いです。壁をよじ登ったり、陸地から水槽の縁を超えたりすることがあります。脱走した場合、乾燥・外傷・行方不明など深刻な問題につながります。
脱走防止の主な対策は以下のとおりです。
- フタをする:網状のフタをかぶせる(通気性を確保しながら脱走を防止)
- 水槽の高さを確保:陸地の最高点から水槽の縁まで、カメの甲長以上の高さを保つ
- 陸地の配置に注意:陸地が水槽の縁に近すぎると踏み台にされる
- 外飼い時の囲い:屋外で日光浴させる場合は必ずフェンスで囲む
水槽内のレイアウト
カメの水槽レイアウトで重要なのは「シンプルさ」です。複雑なレイアウトは掃除が難しくなり、水質悪化を招きます。
- 底砂について:なくてもOK(ベアタンク)。底砂を使う場合は大粒の砂利。誤飲しにくいサイズを選ぶ
- 水草について:カメは水草を食べてしまうため、水草レイアウトには向かない。水質浄化目的ならマツモ・アナカリスなどを浮かせる程度にとどめる
- 流木・石:鋭利な角がなく、カメが傷つかないものを選ぶ
- 陸地の素材:市販のカメ用フロート、レンガ、スレート石板などが定番
かかりやすい病気と対処法
甲羅の病気(水カビ病・甲羅腐敗)
カメに最も多い病気のひとつが甲羅に関するトラブルです。甲羅は骨の一部であり、一度損傷すると回復に非常に時間がかかります。
水カビ病(シェルロット・甲羅腐敗症)は、甲羅の表面が白く変色したり、スカスカに浮き上がったりする病気です。原因は水質悪化・陸地不足による乾燥機会の不足・外傷などです。
対処法:水質改善・陸地での乾燥時間の確保・抗菌剤の塗布(イソジン原液またはビタミン剤)。重症の場合は爬虫類専門の獣医を受診する。
肺炎・呼吸器疾患
カメが水面に浮いて傾いている、鼻水・口呼吸・喘鳴(ゼーゼーした呼吸音)がある場合は肺炎の疑いがあります。低水温・水質悪化・免疫低下が主な原因です。
肺炎は放置すると死亡することがある深刻な病気です。症状が見られたら早急に水温を28〜30℃に上げ、水質を改善したうえで爬虫類専門の獣医に相談してください。
目の病気(目が開かない・目やに)
目が腫れる・目を開けない・白い膜が張るなどの症状はビタミンA欠乏症または細菌性眼炎の可能性があります。ビタミンA欠乏は餌の偏りが原因になることが多いです。
対処法:栄養バランスの改善(特にビタミンAを含む緑黄色野菜の追加)・水質改善。症状が重い場合は獣医による点眼薬の処方が必要です。
甲羅変形・くる病(代謝性骨疾患)
甲羅がデコボコになったり、甲羅全体が柔らかかったりする「くる病」は、UVB不足またはカルシウム・ビタミンD3の不足が原因です。幼亀の時期に発症することが多く、一度変形した甲羅は元には戻りません。
予防が最重要です。UVBランプの適切な設置・カルシウムを多く含む食材の定期的な給与・定期的な屋外日光浴が予防策になります。
| 病気名 | 主な症状 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| 水カビ病(甲羅腐敗) | 甲羅の白変・スカスカ化 | 水質悪化・乾燥不足 | 水質改善・乾燥時間確保・イソジン塗布 |
| 肺炎・呼吸器疾患 | 傾き浮遊・鼻水・喘鳴 | 低水温・水質悪化 | 加温・水質改善・獣医受診 |
| 目の病気 | 目が開かない・腫れ | ビタミンA欠乏・細菌感染 | 栄養改善・点眼薬(獣医処方) |
| くる病(MBD) | 甲羅変形・軟化 | UVB不足・Ca不足 | UVBランプ設置・日光浴・栄養改善 |
| 寄生虫 | 食欲不振・体重減少 | 生き餌からの感染 | 獣医による駆虫処置 |
法律と飼育に関する注意点
特定外来生物・条件付特定外来生物とは
日本では外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により、生態系への影響が大きい外来種の飼育・販売・放流などが規制されています。
2023年6月1日より、ミシシッピアカミミガメとアメリカザリガニが「条件付特定外来生物」に指定されました。これにより:
- 現在の飼育個体:引き続き飼育可能(登録不要)
- 販売・譲渡:個人間の無償譲渡は可能。営利目的の販売には制限
- 野外への放流:絶対禁止(生態系への深刻な影響があるため)
- 遺棄:禁止(罰則あり)
カミツキガメ・ワニガメなどの危険種
カミツキガメは「特定外来生物」に指定されており、飼育は全面禁止です。既に飼育していた場合も環境省への届け出が必要でした。これらのカメは人を傷つける力があり、野外に逃げると生態系への被害も甚大です。
ニホンイシガメの採集禁止地域
ニホンイシガメは在来種ですが、野生個体の減少が著しく、都道府県によっては採集が禁止されている地域があります。飼育するなら必ずペットショップや正規の繁殖業者から購入しましょう。野外から採集した個体をそのまま飼育することは法的にグレーな地域もあります。
よくある失敗と長期飼育のコツ
初心者がやりがちな失敗トップ5
カメの飼育で特に多い失敗と、その解決策を紹介します。
失敗1:水槽が小さすぎる
幼体の時に小さな水槽を買い、成長のたびに買い替えが必要になる。→ 最初から成体サイズを見越した大きな水槽を準備しましょう。
失敗2:紫外線・日光浴が不足している
窓越しの日光では甲羅が変形する。UVBランプなしで室内飼育を続ける。→ 爬虫類専用UVBランプの設置または定期的な屋外日光浴を必ず行いましょう。
失敗3:餌を与えすぎて水が汚れる
カワイイからとついつい余分に与えてしまい、食べ残しで水が悪化。→ 5〜10分で食べ切れる量のみ与え、残ったら必ず取り除きましょう。
失敗4:冬眠の失敗
準備不足で冬眠中に死亡してしまう。→ 初心者はヒーターで年間保温するか、十分な知識を得てから冬眠管理に挑戦しましょう。
失敗5:脱走に気づかず行方不明
「まさかカメが脱走するとは思わなかった」という事故が多い。→ フタや高さで脱走防止対策を必ず施しましょう。
30〜50年間一緒に生きるための長期飼育のコツ
カメは適切に飼育すれば30〜50年、長寿な個体では80年以上生きることがあります。長期飼育を成功させるためのポイントをまとめます。
- 定期的な健康チェック:月1回は目・鼻・皮膚・甲羅・体重を確認する
- 年1回の獣医健診:症状がなくても爬虫類専門の獣医に年1回は連れて行く
- 水質の継続管理:水換えを習慣化。水質テストも定期的に実施
- 環境の安定:水温・光周期(明暗サイクル)を季節に合わせて安定させる
- ストレスの軽減:過度な触れ合いは禁物。カメのペースで慣れさせる
- 食事のバランス:一種類の餌だけに偏らず、バランスよく与える
- 緊急時の準備:かかりつけの爬虫類専門獣医を事前に見つけておく
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カメ専用配合飼料(テトラ レプトミンなど)
約1,000〜2,000円
カメに必要な栄養素をバランスよく配合。幼体から成体まで対応した主食フード
爬虫類用UVBランプ(T5タイプ)
約3,000〜8,000円
カメの甲羅・骨の形成に必須のUVBを照射。T5タイプは照射距離が長く効果的
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約5,000〜15,000円
カメ飼育に必要な水槽・陸地・フィルターがセットになった商品。初めてのカメ飼育に最適
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よくある質問(FAQ)
Q, カメはどのくらい生きますか?
A, 種類によりますが、ニホンイシガメ・クサガメは30〜60年以上、アカミミガメも20〜40年生きることがあります。適切な環境で飼育すれば飼い主と共に老いる長寿ペットです。
Q, 水槽の水はどのくらいの頻度で換えればいいですか?
A, 週1〜2回、全水量の30〜50%を換えることを基本にしてください。カメは多量の排泄物を出すため、魚よりも頻繁な水換えが必要です。フィルターを設置していても水換えは省略できません。
Q, ミシシッピアカミミガメは今も飼えますか?
A, 2023年6月から「条件付特定外来生物」に指定されましたが、現在飼育している個体はそのまま飼い続けられます。ただし、野外への放流・遺棄は法律で禁止されています。新規購入の際は最新の規制状況を確認してください。
Q, 日光浴はどのくらいの時間させればいいですか?
A, 週に1〜2回、1回あたり1〜2時間を目安にしてください。屋外で行う場合は必ず日陰のスペースも作り、水も用意して熱中症を防いでください。室内ではUVBランプを1日10〜12時間点灯させます。
Q, カメを複数匹一緒に飼えますか?
A, 十分な広さの水槽があれば複数飼育も可能ですが、同じ種類・同じくらいのサイズのカメを選ぶことが基本です。サイズ差があると小さい個体が餌を食べられなかったり、噛まれてけがをすることがあります。別々の水槽で飼育するほうが安全です。
Q, カメはなついてくれますか?
A, 個体差はありますが、毎日餌をあげていると「餌をくれる人」として認識し、近づくようになる個体も多いです。特にアカミミガメは人への慣れが早い傾向があります。ただし撫でられたり持たれたりが好きではない個体も多いので、カメのペースを尊重することが大切です。
Q, 甲羅が白くなっていますが病気ですか?
A, 陸地に上がって乾燥したときに甲羅が白く見える場合は正常です。しかし、水中でも甲羅が白くスカスカになっている、甲羅の一部が剥がれている場合は水カビ病(甲羅腐敗)の疑いがあります。水質改善・陸地での乾燥時間確保・必要に応じてイソジン塗布を行い、改善しない場合は獣医を受診してください。
Q, 冬眠させるべきですか?冬眠させなくても大丈夫ですか?
A, 成体の健康な個体であれば冬眠させることで自然のリズムに沿った飼育ができますが、必須ではありません。幼体・病気中・体重が少ない個体はヒーターで年間保温することを強くおすすめします。冬眠は管理が難しいため、自信がない場合は保温飼育が安全です。
Q, 水の深さはどのくらいが適切ですか?
A, 最低でも甲長の2倍以上の深さが必要です。例えば甲長10cmのカメなら水深20cm以上。深すぎる場合は倒れた際に自力で起き上がれないリスクがあるので、適切な陸地を設置して安全に上がれる環境を整えましょう。
Q, カメとメダカや金魚を一緒に飼えますか?
A, 基本的には避けることをおすすめします。カメはメダカや小さな魚を食べてしまいます。金魚でも幼魚や小型の個体は食べられることがあります。万が一同居させる場合は、十分に大きな魚でカメが口に入らないサイズのものに限定し、逃げ場を十分に確保してください。
Q, カメが餌を食べません。どうすればいいですか?
A, まず水温を確認してください。水温が20℃以下だと食欲が落ちます。水温が問題なければ、水質悪化・病気のサイン・環境の変化(引越し・季節の変わり目)が原因の場合があります。2〜3日食べなくても健康な個体ならすぐには問題になりませんが、1週間以上続く場合は獣医に相談してください。
Q, カメが水から上がらず陸地に乗りません。大丈夫ですか?
A, 陸地がカメにとって使いにくい形(勾配が急すぎる・不安定)だと上がらないことがあります。陸地のアクセスを改善してください。それでも上がらない場合は、肺炎・甲羅腐敗などで陸地に上がる体力がない可能性もあるため、体全体の様子を観察し、異変があれば獣医を受診してください。
繁殖に挑戦してみよう
カメの繁殖の基本知識
淡水カメの繁殖は爬虫類の中では比較的挑戦しやすい部類です。ニホンイシガメ・クサガメ・アカミミガメはいずれも産卵型で、卵を産んで孵化させる形式です。繁殖を成功させるには、健康な成体ペアの確保・産卵環境の整備・孵化器の準備が必要です。
雌雄の見分け方
カメの雌雄判別は以下の特徴で見分けます。
| 特徴 | オス | メス |
|---|---|---|
| 体の大きさ | 小さい(メスより一回り小さい) | 大きい(成体は特に差が出る) |
| 尾の長さ | 長くて太い | 短くて細い |
| 総排泄孔の位置 | 甲羅の後端より外側(遠い) | 甲羅の後端の近く |
| 腹甲(腹側の甲羅) | くぼんでいる(交尾のため) | 平ら(産卵した卵を収める形) |
| 爪の長さ | 前足の爪が長い(アカミミガメに顕著) | 短め |
幼体の時期は判別が難しく、ある程度成長(甲長7cm以上)してから確認するほうが確実です。
産卵と孵化の流れ
日本のカメは一般的に春〜夏(5〜7月頃)に産卵します。産卵前のメスは地面を掘る行動が見られ、「産みたい」という合図です。この時期には産卵床(土・腐葉土・バーミキュライトを深さ15〜20cm程度入れた容器)を用意してあげましょう。
- 交尾:水中で行う。オスがメスの前で前足を振る「求愛行動」をする
- 産卵床の準備:湿った土を15〜20cm深く敷いた容器を産卵場所として設置する
- 産卵:夜間〜早朝に産卵することが多い。1回に3〜12個程度の卵を産む
- 採卵:産卵を確認したら卵を取り出し孵化器(インキュベーター)へ移す。卵の向きを変えないよう注意
- 孵化管理:温度28〜30℃・湿度80〜90%で管理。孵化までに約60〜80日かかる
- 孵化後の管理:孵化直後の幼亀は卵黄を消化しきっていないため、最初の数日は餌を与えない
カメの正しいハンドリングと日頃のケア
ハンドリングの基本
カメを手で持つ(ハンドリング)機会は、健康チェック・水槽清掃・病院への移動など様々あります。正しい持ち方を覚えて、カメにも飼い主にも安全にハンドリングしましょう。
- 甲羅の両側(サイド)を両手でしっかり持つ:前後から持つと足や尾を傷つける恐れがある
- 頭側を自分から遠ざける:噛まれた場合に備えて頭が自分の体から離れる向きで持つ(特にアカミミガメ・カミツキガメは要注意)
- 高い場所での落下に注意:カメは落下すると甲羅が割れることがある
- ハンドリング後は手洗い:カメはサルモネラ菌を保有している可能性があるため、触った後は石鹸で手を洗う
- 嫌がる素振りがある場合は早めに戻す:カメにとってハンドリングはストレスになることもある
定期的な健康チェックの方法
カメは体調が悪くなっても見た目ではわかりにくいため、飼い主が定期的にチェックする習慣が大切です。月に1度は以下の項目を確認しましょう。
- 体重:体重計に乗せて記録しておく。急激な体重減少は病気のサイン
- 甲羅の状態:白変・変形・腐敗の有無。脱皮時の甲板剥がれは正常
- 目:澄んでいるか。腫れ・白濁・目やにがないか
- 鼻・口:鼻水・口内の白い膜・よだれがないか
- 皮膚・四肢:傷・腫れ・変色がないか
- 食欲と排泄:食欲があるか、排泄物に異常がないか
水槽の日常清掃と定期メンテナンス
カメの水槽は魚よりも汚れやすいため、こまめな清掃が健康維持のカギです。
| 頻度 | 作業内容 |
|---|---|
| 毎日 | 食べ残しの除去・水面の汚れ取り・カメの様子確認 |
| 週1〜2回 | 水換え(30〜50%)・フィルタースポンジのすすぎ洗い・陸地の掃除 |
| 月1回 | 水槽全体の清掃・底砂の掃除・水質テスト・体重測定 |
| 6ヶ月〜1年 | フィルターろ材の交換・UVBランプの交換・水槽ガラスの苔取り |
カメを迎える前に確認すること
飼育コストのリアルな計算
カメを迎える前に、長期にわたる飼育コストをしっかり把握しておきましょう。初期費用だけでなく、毎月・毎年かかるランニングコストも重要です。
| 費用項目 | 初期費用 | ランニングコスト(年間) |
|---|---|---|
| カメ本体 | 1,000〜30,000円(種類による) | — |
| 水槽・セット | 5,000〜20,000円 | (大型化時に追加費用) |
| UVBランプ・器具 | 3,000〜10,000円 | 3,000〜8,000円(ランプ交換) |
| バスキングライト | 1,000〜3,000円 | 1,000〜3,000円(電球交換) |
| ヒーター | 2,000〜5,000円 | 電気代約2,000〜5,000円 |
| フィルター | 3,000〜10,000円 | ろ材・消耗品1,000〜3,000円 |
| 餌 | — | 3,000〜8,000円 |
| 獣医費 | — | 5,000〜20,000円(健診・治療) |
カメ1匹の年間維持費はおよそ15,000〜50,000円程度が目安です。長寿動物なので生涯では相当な費用がかかることを覚悟したうえで迎えましょう。
ライフスタイルとの相性確認
カメを飼う前に、自分のライフスタイルと相性があるか確認することも大切です。
- 旅行・出張が多い:数日の留守番なら餌なしで大丈夫だが、水換えができないと水が悪化する。信頼できる世話人の確保が必要
- 引越しの可能性:大型の水槽は引越し時に非常に大変。将来の住居環境も考慮する
- 小さな子供がいる家庭:カメはサルモネラ菌を保有する可能性があるため、幼児が触った後の手洗いを徹底する
- アレルギー:カメ自体のアレルギーは少ないが、餌(コオロギ・ミミズ)でアレルギーを持つ人もいる
- 将来的な飼育継続:30〜50年生きる可能性があるため、老後・家族の変化も想定した飼育計画が必要
まとめ
淡水カメの飼育は、一度始めると30〜50年以上続く長い旅です。最初の準備さえしっかり行えば、病気になりにくく、手間もそれほどかからない生き物です。
この記事で解説した重要なポイントを振り返りましょう。
- 種類の選択:初心者にはクサガメまたはアカミミガメが扱いやすい。法的規制も事前確認を
- 水槽と設備:成体サイズを考慮した大きめの水槽・陸地・UVBランプ・ヒーターは必須
- 水質管理:週1〜2回の水換えと強力なフィルターでカメが健康に過ごせる水を維持する
- 餌のバランス:専用フードを主食に、野菜・生き餌を適度に組み合わせて与えすぎに注意
- 紫外線:UVBは甲羅・骨の形成に絶対必要。ランプ設置または屋外日光浴を習慣化する
- 冬眠:自信がなければヒーターで年間保温するほうが安全
- 脱走防止:フタと水槽の高さ確保で脱走事故を未然に防ぐ
- 病気の早期発見:毎日の観察で甲羅・目・呼吸に異変がないか確認する
カメはゆっくりとした動きで、「何を考えているのかわからない」と思うこともあるかもしれません。でも一緒に暮らす年数が重なるにつれ、確実に絆が生まれます。餌をねだる仕草、日光浴をする横顔、ゆっくりと水から顔を出す瞬間——そのひとつひとつが、長年の飼育者にとって何物にも代えがたい喜びになります。
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