川の淡水魚

【水槽サイズは180センチ必須】レッドスネークヘッドの飼い方・育て方を徹底解説!エサは?【金魚も丸呑み】

レッドスネークヘッドとは?

画像引用元:チャーム charm PayPayモール店

レッドスネークヘッドは、東南アジア原産の大型になるライギョの仲間です。

日本にいるカルムチー、ライヒーと同様、現地ではルアーフィッシングの対象魚として人気があります。

稚魚のうちは体の側面が赤、オレンジに発色してとても綺麗です。

これが成長してくるとこのオレンジ色は薄くなり、やがて黒っぽくなりますが、今度は背中がコバルトブルーに発色してきて、また違った美しさです。

産地によって背中の青さに差があるような話もありますが、育った環境(特に明るさ)、餌による影響が大きいと考えます。

また、大きくなるので、非常に見応えのある、迫力ある姿を楽しむことができます。

ライギョの仲間の中では比較的物怖じせず、なつきやすい性質です。

最大サイズは1mとも言われますが、飼育下でも80cmにはなりますので、120cm水槽でも一生涯飼い切るのは厳しいです。

180cm水槽が最低でも必要になります。

また、他の魚に対する攻撃性がとても強いので、混泳は無理だと考えるのが無難です。

単独飼育となり、繁殖もまず狙えません。

水槽は特大サイズ・混泳は不向きだよ!

このことを最初に書いたのは、それだけの覚悟を決めてから飼い始めてほしいという思いからです。

また、レッドスネークヘッドは東南アジア原産であるものの比較的低水温に強い体質です。

関東以北ではまず越冬は出来ないでしょうが、四国、九州、沖縄などでは定着してしまう恐れもあります。

すでにアリゲーターガーなど、魅力的な大型魚の飼育が禁止されてしまっています。

これ以上、飼育できない大型魚を増やさないためにも、飼育を始めるからにはしっかりとした準備と覚悟を決めてからにしていただきたい。

このことをはじめに強くお伝えしたいと思います。

しかしながら、以上の大変な部分を補って余りある程の魅力がある魚であることも紛れもない事実です。

しっかり飼育すれば、懐いてくれますし、何より迫力ある見た目と動きで楽しませてくれます。

飼い込んで大きくなった個体は、いつまで見ていても飽きないものです。

大迫力!

 

飼育環境の紹介

水槽のセッティング

レッドスネークヘッドは、10cm前後の幼魚が1000円程度で売られています。

最初は60cm水槽で十分飼育できますが、1年で25cm、2年で40cm程に成長します。

この時点で120cm水槽が必要になります。

筆者の場合、最初は60cm水槽で飼い始め、1年半が経った時点(この時点で32cmほど)で思い切って180cm水槽を用意し、ここに移してしまいました。

ちなみに我が家の子はずっと単独飼育です。

底砂・ソイル・流木

底には何も敷かない方が、掃除が楽です。

ただ、底面が白っぽい色だと魚の体色が薄くなってしまうことが多いので、私は大き目の流木にウィローモスを定着させたものを入れておきました。

こういった隠れ家があると、やはり落ち着く様です。

フィルター

1匹でも、よく食べ、消化と排泄も速いので水が汚れるペースはそこそこ速いです。

上部濾過装置があれば、追加は必要ありません。

水質はアルカリ性に傾くと良くないです。

なので、濾材にサンゴなどをあまり使わない方がいいでしょう。

照明とフタ

また、明るい環境の方が発色が良くなります。

ライトを設置してあげると共に、蓋をしっかりとしましょう。

パワフルなので、隙間があると脱走します。

筆者は、金網の蓋の上に用心のためコンクリートのブロックを置いておきました。

水換えと頻度

水換えの頻度は、魚のサイズにもよりますが、私は32cmのレッドスネークヘッドを180cm水槽で単独飼育していた時でも、2週間に1回、全体の3分の1位の水を交換しました。

大きくなるにつれて汚すペースも上がるので、最終的には180cm水槽でも週一のペースで3分の1位の水換えが好ましいです。

水温調整

東南アジア原産なので、加温は必要ですが、意外と高温に弱いです。

夏の暑い盛りはヒーター不要です。

27度を超えると、食欲が落ちているのがあからさまにわかりました。

また、ライギョ特有の、「空気呼吸」の回数も増えます。

逆に、下は23度までは問題なく過ごせていました。

とは言え、特に小さいうち(25cm位まで)は、25°C位をキープしてあげた方がいいと思います。

私は、40cmを超えるまでは25°Cにキープして育てました。

急に水温を下げると、白点病になりやすいと感じます。

 

エサについて

生き餌の場合、口に入るサイズのものは何でも餌と認識して食べます。

良い餌は、サイズに合わせた小魚やザリガニ、エビ類で、ライギョだけにカエルも大好物です。

ヒキガエル、アマガエルは皮膚から弱い毒を出すので避けた方が無難です。

筆者の飼っていたレッドスネークヘッドは、アカガエルに特に猛烈な反応をしました。

ただ、出来るだけ人工飼料に餌付けた方が、長期飼育を考えたら楽です。

筆者は、迎え入れてすぐにひかりクレスト カーニバルに餌付けることに成功しました。

 

性質上、常に自分より上を意識しているので、沈下性の餌ではなく、水に浮く物を与えて下さい。

レッドスネークヘッドは特に小さいうちは、餌を食べると胃袋が膨らんでいるのが外から見てわかります。

この、お腹の膨らみ具合を観察することで、適量が分かると思います。

身体は長いですが、消化器官が収まっているスペースは全身の半分より前に集中しているので、意外とすぐに満腹になる様です。

餌やりは、30cm位までは1日2回、それ以上なら1日1回が適量です。

稚魚で購入できたら人工エサに慣れさせられたらカンタンだね!

 

混泳について

レッドスネークヘッドは、混泳には適しません。

私も、180cm水槽にレッドスネークヘッド1匹では寂しいと思い、何かと混泳させられないかと詳しい方に相談したことがありますが、やめておいた方が無難だろうという結論になり、終生単独飼育しました。

小さいうちは同種で群れますが、大きくなってくると縄張り争いから激しく戦うそうです。

短いながら鋭い牙が生えているので、本気で喧嘩したら殺し合いに発展することもあるでしょう。

ただ、どちらかというと中層から表層を泳ぐ事が多く、とにかく上を意識している魚なので、底生傾向のプレコなどのナマズ類、しかもレッドスネークヘッドが餌と認識しないサイズのものなら大丈夫かも知れません。

単独飼育がおすすめ!

 

レッドスネークヘッドの寿命

10年以上生きます。

筆者の飼っていた個体は、ちょうど10年生き、84cmまで成長しました。

最後は、餌として縁日で余ったリュウキンを与えてしまい、これが原因で体調を崩して死んでしまいました。脂が多すぎたようです。

丸っこい体型の金魚は、与えない方が無難です。もっと長生きさせられたのにと後悔が止まりませんでした。

ごめんね・・。

是非みなさまは、しっかり飼い切って1mオーバーを目指して下さい。

少しでも多くの方が、レッドスネークヘッドとの素敵な生活を出来るよう、お祈りしています。