レオパードタティアの飼い方・育て方を徹底解説!
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皆様は「レオパード(ヒョウ柄)」と聞くとどのようなものをイメージしますか?
野性的、狂暴、猛々しさ、美しさ…様々なイメージがあると思います。
今回ご紹介するのはレオパードタティアという小型ナマズの仲間となります。
まだまだメジャーな魚ではありませんが、最近は少しずつ見る機会が増えてきました。
小さくてコロコロとしたその見た目は、知る人ぞ知る愛らしさです。
レオパードタティアってどんな魚?特徴は?
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レオパードタティアは体長3〜4cm程の小さなナマズの仲間です。
以前紹介した「レモラキャット」と同じ科であるアウケニプテルス科に含まれています。
その性質はとても温和で、相当小さくない限りは殆どの魚と混泳が可能な程です。
夜行性の魚なので、消灯後に隠れ家からひょっこりと出て来て餌を探して水槽内を泳ぎ回ります。
体色は白〜うっすらピンク色の体色に黒〜褐色の不規則な斑模様が入っており、その斑模様の数や形も個体差がかなりあります。
かつて筆者が飼っていた個体は背ビレの近くにハートに見える模様がありました。
目は黒くて大きく、口は横に広いですが大きく開ける事はできません。
鼻先に長い2本のヒゲと下顎に短い4本のヒゲがあり、これを使って餌を探したり気になる物を調べたりします。
ナマズとは思えない体型
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レオパードタティアの特徴の一つに、そのコロコロとした見た目があります。
状態良く飼育された個体はふっくらコロコロした体型になり、丸顔も手伝って別の生き物に見えます。
人によってはフグに見えたり、しっかりした胸ビレの棘条が前脚に見えるのかアザラシのように見えるという人もいます。
同じ科のレモラキャットが泳ぎに適した筋肉質の体であるのに対し、まるで可愛さに全振りしたような体型と見た目は大自然の神秘を感じさせてくれます。
生息地は? 餌は何を食べている?
レオパードタティアの生息地はネグロ川と言われており、ペルー便で輸入されるとも言われています。
ネグロ川はブラックウォーターのため視界が悪く、そんな中で生き残るため、鋭敏な感覚器官であるヒゲをフル活用して餌となる小型の水性昆虫や魚の卵等を探し出して食べています。
また、川底には落ち葉や流木が堆積しているため普段はその下に潜り込み、隠れて過ごしています。
小さな体はこのような場所に隠れる事に適しているのです。
まるでオモチャ!? せわしなさ過ぎる泳ぎ方
消灯後、レオパードタティアは餌を求めて泳ぎ始めるのですが、その姿はかなり独特です。
同じ科のレモラキャットが全身の筋肉を使って悠然かつパワフルに泳ぐのに対し、
レオパードタティアの泳ぎ方はほぼ尾ビレだけを激しく高速で動かし、まるでぜんまい式のオモチャのようにビュンビュンと泳ぎ回ります。
筆者も初めて見た時は
と思わず笑ってしまいました。
縦横無尽に泳ぐため、寝ているテトラ達がたまにびっくりしていましたが、隠れ家は用意していたので特に問題はありませんでした。
色々いるよ♪ タティアの仲間
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ブルーレオパードタティア
大きさ4〜5cm程の小型種。
性質や体型はレオパードタティアと変わりませんが、ほんのりと青白い体色をしています。
中には黄色みが強い個体がおり、こちらは「ゴールデンレオパードタティア」と呼ばれています。
別種説もありますが詳しいところは分からず、個体差という事になっています。
最近ではこちらの方がショップで見かける機会が増えました。
スポッテッドタティア
大きさは10cm程と少し大きめ。
やはり大人しい性格をしています。コロッとしているというよりは、寸胴体型と言った方がしっくりきます。
体色は黒〜褐色で、白い鹿の子模様が頭を除く全身に入ります。
成長すると不鮮明になるものの、鹿の子模様にグラデーションが入ったようにも見えるのでシックな美しさがあります。
泳ぎ方はレオパードタティアよりは全身を使って泳ぎますが、やっぱり尾ビレはフル活用気味です。
ホルスタインタティア
4〜8cm程になると言われる、情報も輸入も少ない謎めいたタティアです。
「ホルスタイン(乳牛の一種)」の名の通り、その体色は白と黒の見事なホルスタイン柄をしています。珍しい魚にも強い専門店であれば見つけやすいかも知れません。
ドワーフタティア
5〜7cm程の小型種。
実際はレモラキャットに近い仲間ですが、「タティア」と呼ばれているので一応紹介します。
日中は隠れ家や水草の陰に隠れ、眠って過ごしていますが消灯後は眠りから覚めて悠々と泳ぎます。
泳ぎ方もレオパードタティアのような泳ぎ方とは異なり、筋肉をしなやかに動かして泳ぐため、可愛さというよりはかっこよさがあります。
レオパードタティアの飼い方
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彼らは小型ではありますが、一度水に慣れると非常に丈夫な魚です。
そんな彼らの飼育のポイントは
レオパードタティア飼育のポイント
- 隠れ家を用意してあげる事
- 水合わせは慎重に行う事
- 彼らをいじめる魚とは混泳させない事
この3つが主なポイントとなります。
ナマズの仲間は水質の変化に敏感なため、導入時の水合わせは特に時間をかけて行う必要があります。
それではまず、本種のみの飼育について紹介していきます。
水槽
レオパードタティアは小型種なので、少数飼育なら30cmレギュラー水槽でも飼育する事ができます。
45cm、60cmの水槽だと、かなりの数を飼育できます。
水質・水温
水質は弱酸性を好みます。
水温は25〜28℃くらいであれば問題はありませんが、水温の急変や高水温に弱いので、ヒーターを使って一定に保ちましょう。
フィルターについて
あらゆるフィルターを使う事ができますが、よく使われているのは濾過力が高い上部式フィルター、補助に投げ込み式フィルターです。
また、強すぎる水流は苦手な種類のため、スポンジフィルターを使う事で穏やかな水流にして飼育する事もできます。
網について
魚を掬う時や水中に漂うゴミの回収に役立つ網ですが、レオパードタティアは背ビレ、胸ビレの棘条がしっかりしており、網目が粗いと引っ掛かってしまいます。
また、体に擦れ傷が付く恐れがあるため、移動の時は小さめのプラケースで水ごと掬うか、網目が細かい物で掬います。
底砂について
川砂や砂利も使う事ができますが、弱酸性の水質にできるソイルがオススメです。
また、ソイルには目に見えない汚れを吸着してくれる商品もあるので、水質悪化を抑制できます。
ちなみに土管等の隠れ家があれば底砂がなくても良かったりします。
餌について
何でもよく食べてくれますが、動物質の餌は特に大好きで食い付きが違います。
冷凍アカムシやブラインシュリンプ、人工飼料なら小型ナマズ専用の動物質が強化されている物を与えると良いでしょう。
慣れると照明がついていても餌を食べてくれますが、慣れないうちは消灯後に与えます。
フタについて
どんな種類の魚でも飛び出す可能性は充分にあるため、必ずフタをするようにしましょう。
水草について
レオパードタティアは水草にイタズラをする種類ではないので、安心して水草を植える事ができます。
ただし注意が必要で、水草をたくさん植えると照明がついている間は光合成によって酸素を出しますが、消灯すると水草も呼吸をします。
その結果、水中の酸素が減って二酸化炭素が増えてしまい、酸欠を起こしてしまいます。
ナマズの仲間は意外と酸欠にも弱いため、もし水草をたくさん植える場合はエアレーションを入れて酸欠になるのを防ぎましょう。
隠れ家について
レオパードタティアは基本的に明るい間は隠れて過ごしています。
流木や土管等を入れて隠れ家を作ってあげましょう。そうする事でタティア達も落ち着いて生活ができます。
水換え、掃除について
汚れ具合等にもよりますが、週に1回、1/3〜1/2の量の水を換えます。
水道水は必ずカルキ抜きをしてから使います。
ガラス面の汚れはスポンジで擦り落とし、土管のようなざらざらした材質の隠れ家の汚れはタワシやブラシで磨いてキレイにします。
狭いところが好きなので、たまに隠れ家を取り出したら胸ビレの棘条を立てて出て来なくなったり、最悪気付かずに放置してしまい死なせてしまったという事例もあるので、隠れ家の掃除の際は彼らの存在をよく確認しましょう。
フィルターの掃除は、マットを水で揉み洗いしますが、汚れや傷みが酷い場合は新しい物と交換します。
混泳の注意点
レオパードタティアは小型で大人しく、明るい間は隠れ家や水草の陰に隠れています。
しかし、気が強く、低層を中心に縄張りを作るような魚と混泳させてしまうとすぐにいじめられてしまいます。
ウロコがなく、つるんとした体表は噛まれたりすると簡単に傷付いてしまい、そこから細菌感染する可能性があるため混泳相手はしっかりと選ぶ必要があります。
混泳が難しい魚種の例
スマトラ等のプンティウス系
気が強く、気になるとつついたりするためノイローゼになる可能性が高いです。
レッドテールブラックシャーク、シルバーシャーク
低層を縄張りにし気性も荒めのため、いじめられてしまいます。
クラウンローチ、ボティア系
ドジョウ系は大人しく見られがちですが、意外と気が強く追い回される可能性があります。クーリーローチのようなドジョウの仲間は大人しいため混泳が可能です。
アベニーパファー等のフグ系
以前にもアベニーパファーの記事で紹介させていただきましたが、気が強いだけでなく丈夫な歯で齧りついてしまうため混泳できません。
シクリッド系
見た目は華やかですが、縄張り意識が強く、侵入者を激しく追い返します。意外ですが、歯が鋭いためレオパードタティアがケガをしてしまいます。
コリドラス系
大人しい種類が多いものの、胸ビレの棘条を武器として使い、毒があるという説があります。
何の拍子に刺されるか分からないため、混泳は避けた方が無難かも知れません。
混泳にオススメの種類は?
テトラ類(カラシン)
テトラ系の多くは上層〜中層を主に泳いでいるため、低層にいるレオパードタティアにはほぼ無関心です。
ハチェットやコペラ系のよく跳ねるタイプのカラシンだと、暗くなった時にタティアが脅かしてしまう可能性があるため、
フタをしたり、背の高い水草を植える等で対策をしてあげると飛び出し事故を抑制する事ができます。
バルブ系
同じコイの仲間でもバルブ系は活発に泳ぎながらも大人しい性格の種類が多いため混泳にオススメです。
グラミー系
好奇心旺盛な種類が多いものの、イタズラをする事は殆どありません。
むしろ一番安心して混泳ができると言っても過言ではなく、お互いに程よい距離感で過ごしてくれます。
タティア系
やはり温和な仲間同士、のんびり飼育するのも良いでしょう。
前述した種類のタティア達はレオパードタティアと混泳する事ができます。
ケンカをする事もなく、同じシェルターで一緒に寝ていたりと平和な様子を見る事ができます。
こうして見てみると人間と一緒で、魚の世界も互いに相性が大事なんです。
レオパードタティアは繁殖例も知られており、本種のみの複数飼育をしていると繁殖する事があります。
レオパードタティアの繁殖
雌雄の判別方法は?
レオパードタティアの雌雄判別はパッと見だと分かりづらいですが、全身よくを見るとちゃんと判別する事ができます。
オスの特徴…メスと比べると体型がややスマートで、尻ビレの前端が癒着しており、グッピーのオスのように交接器となっています。
メスの特徴…オスと比べてコロッとしており、尻ビレの前端は癒着していません。
ちょっとだけアドバイス
30cm水槽で1ペアで飼育すると管理や卵の発見が楽になります。
より大きな水槽での複数飼育の繁殖の場合は、雌雄の匹数を確認し下腹部がふっくらとしているメスを別水槽に移して産卵させると良いでしょう。
けっこう珍しい?繁殖の仕方
レオパードタティアをはじめ、アウケニプテルス科のナマズの仲間は殆どがメスの体内で卵を受精させる体内受精を行います。
グッピーのように稚魚を産むのではなく、体内で受精した卵を水草等に産卵します。
体内受精を行う理由については諸説あり、卵の受精率をあげるためとも言われています。
卵の特徴は?
レオパードタティアは水草やウィローモス等の苔に産卵します。
卵には粘着性があるため、産卵床にしっかりくっついています。
円形の透明なゼリー状の粒の中に乳白色〜薄黄色っぽい卵黄があり、見つけられた頃には既に発生が進んでいます。
1mm程の大きさがあるため、注意深く探すと見つける事ができます。
卵の管理について
卵を発見したら、産卵床ごと取り出して別容器で管理するか、タティア達を別容器に移してそのまま管理します。
これは親魚や他のタティア達からの食害を防ぐためです。
また、水質が弱酸性でphも低くしなければ卵がカビやすくなってしまうためウォーターコンディショナーやブラックウォーターを使って弱酸性を保ちましょう。
別容器で管理する場合は、稚魚用スポンジフィルターを使うと水質の維持や稚魚の吸い込みを抑制する事ができます。
稚魚のお世話
孵化直後〜
産卵後約10日程で孵化をします。
3mm程の大きさで、お腹には大きなヨークサックがあり、その見た目はオタマジャクシのようです。泳ぎ回る事は殆どなく、低層でじっとしています。
孵化後3日目〜
ヨークサックを吸収し終わり、餌を食べるようになります。
稚魚と言ってもナマズの仲間。頭が大きいため、最初からベビーブラインシュリンプを食べる事ができます。
冷凍タイプのものを与えるのも良いですが、乾燥卵も販売されているため、自分で孵化させたベビーブラインシュリンプを与えるのも良いです。
孵化7日目〜
大きさも4〜5mm程の大きさに成長します。この頃になったら水換えをしますが、水流や水質の変化に非常に敏感なため、慎重に換えていきます。
スポイトで食べ残しやフンを吸い出し、減った分だけ水を足します。また、少しずつ体色が出始めます。
孵化14日目〜
順調に育ていれば7mm程の大きさまで成長します。
力もついてきて、短い距離ですが、次第に泳ぎ回るようになります。
食欲が旺盛で空腹だと共食いをする恐れがあるため、餌がまんべんなく行き渡るように注意します。
孵化後30日〜
大きさは1cm程になり、見た目も親に似てきます。
特徴的な体色もうっすらですが表れます。
まだまだ小さいため、ベビーブラインシュリンプを与えます。
孵化後45日〜
大きさも1.5cm程になり、体色も濃くなっていきます。
泳ぐ範囲も広くなり、より積極的に餌を食べるようになります。
水を汚しやすくなるため、この頃から水換えは親魚と同じように行います。ただ、水を入れる時は水流を起こさないように注意が必要です。
孵化後60日目〜
大きさも2cm程になり、体つきもしっかりして親魚のミニマム版のような姿になります
特徴的なレオパード模様も出て、それぞれの個性が出てきます。
ここまで来たら繁殖は成功と言っても良いと思います。
この頃になると、稚魚用ではなく普通のスポンジフィルターを使えるようになります。
隠れ家を増やして水流を避けたり隠れるスペースを増やしてあげましょう。
また、イトミミズやアカムシも少量ですが食べられるようになるため、ベビーブラインシュリンプと一緒に与えます。
成長が早い面があるので、水質急変や共食いに気を付ければ繁殖自体はそう難しくはありません。
たくさん餌を与えて、栄養をつけてあげればその分だけ成長も早く、安心サイズまで育てる事ができます。
かかりやすい病気とは?
白点病
魚飼育に必ず立ち塞がると言っても良い程有名な病気です。
水質が悪化したり、水温が急変したりするとなりやすく、ヒレや体表に白い点が出てきます。
実はイクチオフチリウスという原虫の仲間が寄生する事によって起きます。
治療方法
白点が少ない初期段階であれば様子を見ながら徐々に水温を30〜32℃に上げて飼育する事によって寄生虫の生命サイクルを早め、治療する方法があります。
これでも良くならない場合は、メチレンブルー等の白点病治療薬を規定の1/5〜1/2の量を投薬します。
この時、フィルターに吸着系の濾過材を使ってはいけません。薬を吸着してしまうからです。
エロモナス症
こちらも水質悪化でかかってしまう病気です。感染力が強く、体表や口がただれたり、充血したりする症状があり、死亡率の高い病気です。
エロモナス症の発症は、その飼育環境が極めて悪い事も示しているため、場合によっては水槽をリセットし、器具を熱湯やオキシドール等で消毒しなければなりません。
治療方法
パラザンDやグリーンFゴールド等の治療薬を規定量の1/5〜1/3の量を投薬します。
進行度によっては治療が非常に困難な病気のため、普段から出さないようにしっかり水槽を管理する事が最大の予防方法です。
薬は少量で!何で薬を規定量入れないの?
本種を含むナマズの仲間達は、水質の変化に敏感です。
特に薬品は非常に敏感で、種類によっては規定量以下の投薬でも肌荒れを起こしたり暴れる種類もいます。
その場合は水を換えて様子を見るか、より少量の薬を投薬します。
規定量以下でもこれ程のダメージを受けてしまうのに、規定量の投薬は彼らにとっては毒を盛られたのと変わりません。
規定量以下の量であったとしても、彼らの様子をしっかり観察しながら投薬治療をしましょう。時間はかかりますが、ナマズの病気の治療には焦りは禁物です。
ここからは、あると飼育が楽しくなるアイテムをいくつか紹介したいと思います。
レイアウトに使うと楽しいアイテム
細めの竹炭シェルター×糸
以前にも紹介した竹炭シェルターですがこれを何本か束ねて糸で固く縛って水槽内に設置すると、タティア達がどこからともなく現れてシェルターの中に入っていきます。
同じ筒の中に入ったり、別々の筒に入ったりして、まるでマンションのようになります。
もちろん水質浄化効果もあるのでクリーンな住まいになります。
ミニ植木鉢
単体でも売られていたりしますが、水草を買った時に付いてくる事があります。
これをよく洗い、一度乾かした物を沈めるだけで可愛いシェルターに早変わりです。
素焼きのため、ウィローモス等を活着させやすいのも魅力です。
植木鉢から顔を出す姿はとてもファンシーで愛らしいです。
白or透明な底砂×寒色系ガラスのオブジェクト
南米からやってくるレオパードタティアですが、水槽内の底砂や置物を変えるだけで印象が大きく変わります。
このアイテムの組み合わせは北極等の寒い場所をイメージしており、そこにコロコロ体型なレオパードタティアがいると、小さなアザラシのように見えます。
まとめ
レオパードタティアの特徴や飼育方法等を盛り込んでみました。
まだまだメジャーな熱帯魚ではないですが、そのコロコロとした体型やクリクリの黒目、模様の美しさは魚に興味がない方でも受け入れ易い魅力だと思います。
また、消灯後のオモチャのような泳ぎ方や、餌を食べる時のあむあむとした口の動きは非常に可愛らしく、その様子を見られるのは飼育者の特権です。
タティア自体は丈夫な種類なので、相当水換えや掃除をサボらない限りはそんな頻繁に病気になる事もないので、初心者の方にもオススメの小型ナマズです。