金魚の王様!らんちゅうの飼い方・育て方!
金魚には色んな種類がいますが、特に昔から注目度が高く、
人気度も高いのが「らんちゅう」といわれる品種になります。
らんちゅうの頭は肉瘤といわれる部分は脂肪で盛り上がっており、
飼い方の上手な人はこの肉瘤をオリジナルのエサで発達させ、とても綺麗に育てる方もいらっしゃいます。
品評会等も行われており、各地のらんちゅうの愛好家が自ら育てたらんちゅうを見せに集ります。
らんちゅうの評価ポイント(例)として、
体色:鱗の色が鮮やかに赤ければ赤い程美しい
肉瘤:頭の肉瘤の盛り上がりが大きく綺麗で整っている程美しい
体型:上かららんちゅうの姿を見た時、左右対象な程良い
などがポイントとされています。
このポイントが高いらんちゅうがより高価で貴重な個体となります。
らんちゅうの飼い方・育て方
まず用意する物一覧のご紹介です。
- 水槽
- エアーポンプ
- カルキ抜き(水道水を使う場合)
- エサ
- 水草
- 底に敷く砂利
- 隠れ家用の置き物
①水槽
らんちゅうは水圧に弱く、泳ぐのも苦手な金魚です。
②エアーポンプ
酸素を送るエアレーションは必須です。
エアレーションが出る振動で音がうるさい時は、何かスポンジの様な物をエアーの底に置くと、音の出る量が抑えられるのでオススメです。
③カルキ抜き
飼育水を作る時、水道水を使う場合は、カルキ抜きを適量入れて時間をおいでカルキを抜きましょう。
水道水には雑菌処理の為に塩素が含まれており、この塩素は人間には害は無いのですが、
魚や水槽内のバクテリアには害のある物質で、特段水槽内のバクテリアは塩素の影響を受けやすく、
④エサ
エサはとても大事です。市販のエサでも問題はありませんが、体色や肉瘤を濃くしたい場合、ミジンコや赤虫等を取ってきて与えるのも良いでしょう。
エサは1日2回から3回、食べる適量を時間をおいて与えましょう。
過度に与え過ぎるのは禁物です、一度エサをあげて5分くらいで完食できるくらいがベストです。
⑤水草
水草はカボンバなど、近くの川でも自生している場合があるので取ってきて水槽に植えてやるのも良いと思います。
水草は根の部分を砂利等に埋めて浮かない様にした方が良いと思います。その方が水草も長生きしやすいです。
⑥砂・砂利
砂、砂利があると環境に良い微生物が発生しやすく、水質も安定しやすくなります。
とはいえ、水換えは必須です。
らんちゅうもエサを食べてフンをします。自然と水質も悪くなるのでこまめに替えて綺麗を保ちましょう。
⑦隠れ家・置き物
隠れ家となる置き物もあった方が良いでしょう。これは流木などでも代用できます。
らんちゅうの混泳と繁殖、産卵について
混泳
らんちゅうと他の魚との混泳は避けた方が賢明です。
らんちゅうは他の魚よりも泳ぐのも遅く、他の魚の攻撃もされた場合逃げることができません。
繁殖
春になると、繁殖の時期になり、らんちゅうのペアができると、交尾をして卵を産み付けます。
この時、らんちゅうは水草等に卵を産み付けますが、
筆者は中学の時、たわしに産み付けやすいよと同級生から聞き綺麗なたわしを水槽に沈めていると、本当にらんちゅうが卵を産み付けていました。
水草でも全然構わないと思うのですが、水草が枯れた時、産み付けることがなくなってしまうので、緊急用として参考までにどうぞ。
産卵:その後の稚魚たち
卵から産卵したばかりの稚魚たちは3日間程度、
お腹に蓄えられた栄養で育ち、壁や物陰に隠れてじっとしています。
水換えは特に気をつけましょう、この時水換えは全部せず、5分の1程水換えを慎重にして、それを2日に1度程しました。
3日過ぎた辺りから泳ぎだし、エサを求めてきます。
私はエサはゆで卵の黄身を潰して少しづつ与えました。稚魚用のエサもあります。
ちなみに、、
徐々に大きくなってくると、背ビレがある個体がいる事があります。
まとめ
体は丸みを帯びており、背びれが無いのが最大の特徴のらんちゅう。
ずんぐりむっくりの体系が故に泳ぎはそれほど得意ではありませんが、
記事を見て頂いた方が自分だけのらんちゅうを見つけて頂けましたら幸いです。